籐芸の木製食器には様々な樹種が用いられています。インドネシアで生息する堅牢な南洋材から北アメリカで採れる高級な北米材まで、それぞれの木目や色合いがあり、皆様の趣向に合せた木の種類をお選びいただけます。



同じ一本の木でも採取する部分によって異なった木目や色合いがあり、全く同じものは決してありません。そのため同じ木の製品でもみためも全く変わってくることも珍しくありません。木節や年輪、導管によって模様や色は大きく変わります。そればかりか重さや堅さ、更にはレーザー加工による色の出かたも違いが生じてきます。人工物である金属やプラスチックの食器のように全く同じものは存在しませんが、このような自然の産物だからこその違いを楽しむのも魅力の一つです。
サオの木はインドネシアの果物の木です。柿に似た味で、民衆には広く食べられている庶民的な果物です。サオの木目は大変美しく、ベージュからダークブラウンまでのグラデーションがあります。類を見ない堅さを持ち加工も困難を極めますが、仕上がりは他には見られない素晴らしい味わいがあります。 籐芸の代名詞とも言えるサオのカトラリーをご堪能ください。
楓の木は別名メープルと呼ばれています。この木からはメープルシロップやメープルシュガーがとれ、材からもほんのり甘い香りがします。用途は広く家具や楽器、さらに衝撃性に強いためスポーツ用具にも使用されています。 木肌が緻密でとても美しく、ほんのり暖かな色味は食器・スプーンに合い、料理をより一層楽しませてくれます。
木目はきめ細かく小さな斑点が全体に入っていることがビーチ材最大の特徴です。色調は淡い橙色がかった乳白色をしており、強度が高く弾力性があることから、曲げ木加工を施した名作家具で使用されていることも多い木材です。その優しい色合いと木目から幅広く人気のある食器になっています。
ナニの木は巨木で別名スラウェシアイアンウッド(鉄木)と呼ばれています。鉄のように硬くて丈夫で、木材としては最高級の品質と言われています。水際にあっても腐りにくく、また耐光性にも優れています。緻密できめ細かいこの木は比重が0.96~1.04あり、ほとんどの材が水に沈みます。良質の木から籐芸の品質と技術により生まれた製品をぜひお確かめ下さい。
スンカイは熱帯地域の木材で、色味は淡褐色で明るくナチュラルな印象ですがしっかりとした年輪を持っています。これは乾季と雨季の環境の違いから生じるもので熱帯雨林の木材の特徴とも言えます。この木目の美しさを生かし、キャビネットや椅子などの家具に多く使用されています。スンカイのしっかりとした木目や年輪をお楽しみいただけます。
インドネシアをはじめとした東南アジアに分布するマツを原料としたパイン材です。温かい地域で育つマツのため、広葉樹のような明るめの色合いが特徴です。強度があり、重厚な木材ですが、軽く、加工性もよく、くるいも少ないため建築用材としてもよく使われます。優しい色合いのパイン材は食卓をより一層明るく楽しいものにしてくれます。
マホガニー材は、乾燥による狂いが少なく、強度がある上に腐食や摩耗にも耐久性が高い素材です。そのため、高級家具やフロア材のほか、機能性だけでなくデザイン性が求められる楽器や車両のハンドル、ざらには彫刻の素材など、幅広く使用されています。その色合いは光の反射によって見える縞模様が美しく、深みのある赤みがかった茶褐色の光沢が特徴です。年代を経ると色合いも深みを増していくので経年変化も楽しめます。