材種紹介

籐芸の木製食器には様々な樹種が用いられています。インドネシアで生息する堅牢な南洋材から北アメリカで採れる高級な北米材まで、それぞれの木目や色合いがあり、皆様の趣向に合せた木の種類をお選びいただけます。

サオ / SAWO 学名:Manilkara Kauki Dub

サオサオの木はインドネシアの果物の木です。柿に似た味で、民衆には広く食べられている庶民的な果物です。サオの木目は大変美しく、ベージュからダークブラウンまでのグラデーションがあります。類を見ない堅さを持ち加工も困難を極めますが、仕上がりは他には見られない素晴らしい味わいがあります。 籐芸の代名詞とも言えるサオのカトラリーをご堪能ください。

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シタン(紫檀)/ ROSE WOOD 学名:Darbergia latiholia:Pterocarpus indicus

紫檀(シタン)紫檀は高級材で家具や伝統工芸品などに使用され、茶色い木目が大変美しいことで有名です。英語ではローズウッドと呼ばれ、樹液の香りがバラの香りにほのかに似ているためという説があります。インドネシアでは政府が中心となり紫檀を保護しています。計画植林により毎年決まった数量を伐採しています。籐芸のカトラリーだけが持つ美しい紫檀のカトラリーをお楽しみください。

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メープル(楓:かえで)/ MAPLE 学名:A.saccharum ssp

楓(かえで)楓の木は別名メープルと呼ばれています。この木からはメープルシロップやメープルシュガーがとれ、材からもほんのり甘い香りがします。用途は広く家具や楽器、さらに衝撃性に強いためスポーツ用具にも使用されています。 木肌が緻密でとても美しく、ほんのり暖かな色味は食器・スプーンに合い、料理をより一層楽しませてくれます。

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ビーチ(橅:ぶな) / BEECH 学名:Fagus crenata

ぶな木目はきめ細かく小さな斑点が全体に入っていることがビーチ材最大の特徴です。色調は淡い橙色がかった乳白色をしており、強度が高く弾力性があることから、曲げ木加工を施した名作家具で使用されていることも多い木材です。その優しい色合いと木目から幅広く人気のある食器になっています。

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アイアンウッド(ナニ)/ MERANTI BATU 学名:Shorae Laevis

アイアンウッド(ナニ)ナニの木は巨木で別名スラウェシアイアンウッド(鉄木)と呼ばれています。鉄のように硬くて丈夫で、木材としては最高級の品質と言われています。水際にあっても腐りにくく、また耐光性にも優れています。緻密できめ細かいこの木は比重が0.96~1.04あり、ほとんどの材が水に沈みます。良質の木から籐芸の品質と技術により生まれた製品をぜひお確かめ下さい。

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スンカイ/SUNGKAI 学名:Peronema canescens

スンカイスンカイは熱帯地域の木材で、色味は淡褐色で明るくナチュラルな印象ですがしっかりとした年輪を持っています。これは乾季と雨季の環境の違いから生じるもので熱帯雨林の木材の特徴とも言えます。この木目の美しさを生かし、キャビネットや椅子などの家具に多く使用されています。スンカイのしっかりとした木目や年輪をお楽しみいただけます。

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パイン(マツ)/PINE 学名:Pinus merkusii

パインインドネシアをはじめとした東南アジアに分布するマツを原料としたパイン材です。温かい地域で育つマツのため、広葉樹のような明るめの色合いが特徴です。強度があり、重厚な木材ですが、軽く、加工性もよく、くるいも少ないため建築用材としてもよく使われます。優しい色合いのパイン材は食卓をより一層明るく楽しいものにしてくれます。

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